大阪市医学会雑誌 投稿規定
[令和5 年4 月11 日 改正]
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投稿資格・条件
本誌への投稿は原則として投稿者・共著者を含め本会会員に限る。掲載論文はその内容が過去に他誌に掲載されたり、現在も掲載が予定されていないことを条件とする。投稿に際して著者(共著者全員を含む)は二重投稿でない旨を記した誓約書にサイン・捺印し添付する(見本参照)。なお、総説、講座等で、編集委員会が依頼する原稿について
はこの限りではない。 -
論文の種類
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1)投稿論文
a. 原著論文
b. 短報
c. 症例報告の投稿を受け付ける。a. b. c. の振り分けについては、投稿者の希望をもとに編集委員会が決定する
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2)依頼論文
a. 総説
b. 講座
c. 解説等を編集委員会が必要に応じて依頼する。 依頼論文についても採否は編集委員会が決定する。
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論文原稿の留意事項
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1) 書き方
横書き、新仮名づかいの口語体とする。原稿のファイル形式はMS ワードファイルとする。用紙はA4 で上下左右3 ㎝程度余白をとり、1 行おきに空白を入れる。字の大きさは12 ポイントとする。英文はすべて(抄録、図表、図表の説明、文献)ダブルスペースで原稿を作成する。外来語はカタカナで、外国語および外国人名は、原綴のまま明記すること。
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2) 論文の構成
原著論文は、1)表題、著者名、所属機関名、2)要約,英文抄録、3)キーワード、4)緒言、5)対象と方法、6)結果、7)考察、8)謝辞、9)文献、10)図・表とその説明の順序で構成し、各項目ごとにそれぞれ新しい用紙から記載する。通しページ番号をつける。
短報、症例報告は、図・表を含めて刷り上がり4 頁以内(15 枚程度)にする。また,症例報告,総説の構成は原著論文に準ずる。 -
(1)表題、著者名、所属機関
- タイトルページに表題、著者名、所属機関名の順に記載し、それぞれの英文名をつける。
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(2)要約、英文抄録
- 要約は800 字以内にまとめ、本文の前におく。研究目的、主な研究方法、具体的な結果を提示した知見ならびに結論を記載する。要約の前に300語程度の英文抄録をつける。英文抄録(その他,英文はすべて)は投稿前にネーティブ・スピーカーに校正を依頼し、英文校正したことを証明する書類(日付け・会社名・校正責任者名・電話番号・FAX 番号を記載したもの)を同時に提出のこと。なお、英文校正者名は論文の最後に記載すること。
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(3)キーワード
- キーワードは要約の後に英語および日本語それぞれ3〜5語句以内を記載する。
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(4)略語
- 略語使用の場合は、略語を書き、それに続き正式名を記載する。(記載例)BMI; body mass index
- (5)原則として、本文の対象と方法、結果、考察には見出しをつけ(見出しに番号はつけない)、小見出しに番号を記載する場合は、1、2、3、・・・、1)、2)、3)、・・・、(1)、(2)、(3)、・・・、a)、 b)、c)、・・・、の順序で使用すること。
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(6)図・写真・表
- a) 図・写真・表の形式は、図・写真は、JPG あるいはTIF 形式とする。表はxls あるいはxlsx 形式とする。
- b) 図・写真・表は一括して末尾におき、裏面に著者名、Fig. ○、Table ○、というように一連番号および天地を記載する。写真はその他のFigureと通してFig.○、というように一連番号をつけ、厚手の白色紙に貼付すること。
- c) 図・写真はそのまま製版できる鮮明なものとする。
- d) 図・表およびその説明は英文とし、本文を参照せずに理解できるよう記載する。それぞれのタイトルおよび説明文は表は表と同じページに、図は別の用紙にまとめること。
- e) 図・表の挿入位置は本文の右側余白に赤で記入する。
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(7)文献(見出しをつける)の記載は次の形式にする。
- a) 文献は本文中への引用順とする。引用箇所の右肩に上付きで、文献番号1)、2、3)、3-5)、のように記載する。
- b) 雑誌名の略称は、原則として医学中央雑誌およびPubMed(http://www.ncbi.nlm.nih.gov/sites/entrez)に準ずる。もし、PubMed にのっていない場合はフルタイトルを記載すること。また、著者名が多数の場合は、氏名は3人までとし、4人目より “ほか” あるいは “et al” とする。
- c) 雑誌の場合は、著者名(欧文著者名は姓、名の順に記載し、名はその頭文字で記載).表題.雑誌名 出版年(西暦); 巻 : 頁(始頁-終頁).の順とする。
単行本の場合には著者名.引用部分の題名.編者名.書名.版数.発行地:発行所,出版年(西暦).pp.(始頁-終頁).をつける。
(記載例)
〈雑誌〉- ① 栗山一孝、吉田真一郎、今西大介ほか。 JALSG におけるAML の化学療法-スコアリングシステムを用いた予後判定-。臨床血液 1998;39:98-102.
- ② Ris soan MC, Soumelis V, Kadowaki N, et al. Reciprocal control of T helper cell and dendritic cell differentiation. Science 1999;283:1183-1186.
〈単行本〉
- ③ Donaldson JA. Surgical anatomy of the temporal bone. 4th ed. New York: Raven Press, 1992. pp. 328.
- ④ 遠山尚孝, 馬場謙一. 過食の精神病理と精神力動. 下坂幸三編. 過食の病理と治療. 2 版. 東京: 金剛出版, 1991. pp. 33-62.
- ⑤ Schwartz PJ, Priori SG, Napolitano C. The long QT syndrome. In: Zipes DP, Jalife J, editors. Cardiac electrophysiology: from cell to bedside. 3rd ed. Philadelphia: W. B. Saunders, 2000. pp. 597-615.
〈訳本の引用〉
- ⑥ Bleular E. Dementia praecox oder Gruppe der Schizophrenien. Deuticke: Leipzig, 1911(飯田 眞, 下坂幸三, 保崎秀夫ほか訳. 早発性痴呆症または精神分裂病. 東京: 医学書院, 1974)。
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(8)度量衡の単位
- 国際単位を用い、数字と単位の間は1 文字空けること。(記載例)5㎎
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(9)原稿の送付
- 原稿は封筒表に「投稿原稿」と記載し、正副3題(2題はコピー可)、図・写真・表各々3 組(写真のコピーは不可)と同一内容を記録したCD-RかDVD-Rを添えて書留郵便で送付、または持参。
原稿送付先 : 〒545-8585 大阪市阿倍野区旭町1-4-3 大阪市立大学医学部 学舎12 階 大阪市医学会事務局宛(TEL & FAX : 06-6645-3782)
- 原稿は封筒表に「投稿原稿」と記載し、正副3題(2題はコピー可)、図・写真・表各々3 組(写真のコピーは不可)と同一内容を記録したCD-RかDVD-Rを添えて書留郵便で送付、または持参。
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(10)利益相反(Conflict of Interest: COI)に関する開示書の提出と記載について
- a)投稿論文の研究について、他者との利害関係の有無を記載した利益相反に関する開示書(別紙規定書式)を提出すること。
- b) 開示内容がある場合は,論文中の「文献」の前に「Conflict of Interest」と見出しを付け記載すること。また、ない場合でも「Conflict of Interest」と見出しを付け、その旨を同部分に記載すること。
開示が必要とされる利害関係とは:
① 営利団体(企業)からの研究助成金,寄附講座に関する受領
② 特許権使用料金やライセンス料金
③ 雇用,顧問契約
④ 営利団体(企業)からの謝礼
⑤ その他の報酬(旅費や贈答品等)の供与
⑥ 競合関係
(記載例)
〈利益相反がある場合:利益相反のある著者とその利益相反について全て記載〉
Conflict of Interest
大阪太郎(○○製薬株式会社研究助成金を受領)、大阪花子(○○製薬株式会社社員)、大阪次郎(開示すべきものはない)。
〈利益相反が著者・共著者にない場合〉
Conflict of Interest- 利益相反(COI)に関して開示すべきものはない
- 全ての著者について開示すべき利益相反(COI)はない
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(11)投稿原稿の記録媒体の提出について
- 大阪市医学会に投稿する原稿と同一内容を記録した記録媒体(USB、CD-R、DVD-R 等)を添付する。なお、記録媒体には著者名、タイトル、ソフトウエア、ファイル形式を記載したラベルをつけること。
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(12)誓約書と著作権について
- ① 掲載された論文の著作権は大阪市医学会に帰属する。
- ② すべての著者は、誓約書に自筆で署名し、提出をすること。
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(13)投稿料金
- 投稿時に投稿料金として1 万円を支払うこと。投稿料金は原則として返金しない。修正論文の再投稿の期限は3ヶ月以内とし、それを過ぎると新規扱いとなり投稿料金も発生する。
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(14)著者校正
- 著者校正は2校(初校・再校)までとし、指定期限内に返却するものとする。校正時に誤植以外の訂正、変更、削除、挿入はさけること。掲載原稿およびCD-R・DVD-R は原則として返却しない.
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(15)掲載料金
- 1 件につき基本料金10 万円に加え、page charge として1 ページにつき1 万円を著者負担とする。
(例:10 ページの論文の場合、基本料金10 万円+10 ページ×1 万円=20 万円)
- 1 件につき基本料金10 万円に加え、page charge として1 ページにつき1 万円を著者負担とする。
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(16)別冊
- 別刷りが必要であれば、50 部以上で申し込む。別刷り1 部につき、page charge として1 ページにつき100 円としたものの希望部数を著者負担とする。(例:10 ページの論文で別冊60 部希望の場合、100 円×10 ページ×60 部=6 万円)なお、希望部数は予め原稿に記載するか著者校正の時に50 部以上で申し込む。
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(17)編集委員会より
- 論文内容を審査し、そのまま掲載することが不適当と認められた論文は、書き直しを求めたり掲載を断ることがある。
- (18)本投稿規定は,令和3 年6 月8 日から適用する。
大阪市医学会編集委員会
編集委員長 三木 幸雄
藤原 靖弘、 福島 若葉、 後藤 剛夫、 日浦 義和、 細井 雅之、
池田 一雄、 井上 幸紀、 孝橋 賢一、 塩井 淳、 角 俊幸、
角南貴司子、 鶴田 大輔、 内田 潤次 (ABC 順)